ヘアカラーをした後に、ツヤと手触りがアップする。
もはや、そんな事は当たり前ですが。
まだまだ地方のサロンや、勉強する事を忘れてしまった美容師さんは、「カラーをすればパサパサになる」なんて思っている人も多いようですし、お客さんも「カラー」=「パサパサ」って思ってる人も多くてビックリします。
表参道の美容室「KIND」で働いた初日。カラーをしたお客さんも、パーマをしたお客さんも、みんな髪がツヤツヤ、しなやかになって帰っていくのに衝撃をうけた!ツヤも仕上げにオイルを塗ったようなツヤではなく、深みのある綺麗な自然なツヤなのである。
そこで、もう一度、毛髪科学を勉強し、そこの美容室の薬剤などを勉強し…
今、ブリスベンには、全く同じ薬剤を持ってきている!(スーツケースで25kg分になったが(笑))
ブリスベンにいても、カラーをしてくれたお客さんは、表参道と同じ薬剤と技術で受けることができる(厳密に言えば、水が軟水、硬水で若干違うが…)。
多かれ少なかれ、ケミカルを使用すれば、髪はダメージを受けます。それを最小限に食い止め、光が当たった時に綺麗に反射するように、キトサンを使い、擬似キューティクルを使います。
表面だけでは、深みのあるツヤにはならないので、タンパク質(ケラチンやコラーゲン、シルク)なんかも濃度の濃いものを使用しています。
カラー剤はアルカリ性です。アルカリ性の物質が髪に残ってしまいます。これはシャンプーをしても取れないで、4週間も髪の中や頭皮に残ったままだそうです。その間に髪も傷み続け直ぐにパサパサになる原因です。毛根にも良くありません。その残留アルカリ剤を除去してくれるのがヘマチンという物質です。
これらの、タンパク質やヘマチン、キトサン、擬似キューティクルなどをセットにしたメニューが…
「カラーの色持ちを良くするトリートメント」として、30ドル(2400円)でメニュー化しています!
もっと勉強したい美容師さんへはこちら
↓
きほんの毛髪科学