ブリスベンに限らず、海外で日本人美容師さんで上手かどうかを見極めるポイントをまとめたいと思います。(←東京にいるとけっこう質問されるんです。)
今回はWebページから読み解くコツです。
Googleで検索して、ヒットした日系美容室・美容院のWebサイトを見てみましょう!
- トップページが英語で、日本語がリンクの後ろ、または日本語ページがない
- この場合はターゲットとしている顧客は日本人よりアジア系と思われます。
- お客さんの比率も日本人より、日本人以外のアジア人(以下アジア人という)が多いサロンと予測できます
- 日本語のないページはオーナーが日本人じゃない場合ありw
- 髪型の写真を載せているのが、西洋人
- Webサイトに出てくる仕上がりの写真などが西洋人の場合は、技術者が日本人でも、海外で美容師になった技術者の可能性が高いです。
- お客さんの比率は日本人は圧倒的に少ないと思います。
- 日本で経験のない日本人美容師の可能性もあります。
- そもそもお客さんのレビューが英語と中国語
- 日本人よりも、日本が好きなアジア系のお客さんが圧倒的に多いと見受けられます。
- 日本人を集客するより、アジア人向けに集客したほうがマーケットが桁違いに多いですから、そうなっちゃうもんです。
- 同じように日本での経験が少ないか、または無い可能性もあります。
なぜ、そんな事が言えるのか?
- 日本で美容学校を出てスタイリストになった場合、西洋人の髪を染めるのは全く理論が違っていて、そうそうできる技術ではないからです。僕は日本と豪州の両方の美容学校を出ましたし、オーストラリアのローカルのサロンで5年以上働いていたので分かります。
- 日本人以外のアジア人(以下アジア人という)を主体に仕事をしていると、どうしてもアジア人に気に入られようとするので、技術も新しい日本の技術から遠のくような感じになってしまいます。これは仕方がないことです。僕も経験があるのですが、日本人の客数よりアジア人の客数が上回ると、技術がアジア人好みのスタイルに変化していくのです。これに気づけば対処のしようもあるのですが、日々の業務に追われると、気がついたらアジア人好みの技術に傾いていくのです。
まとめ
海外で上手な日本人美容師を探すのは大変ですが、Webから客層を予測したり、または実際にサロンの前を通って、どんなスタッフが働いているのか見たりするのも良いかもしれませんね。質問のメールを日本語で書くとかも良いかもです。
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