黒染めした髪は、明るくするのに非常に難しい技術です。
お金も時間もかかりますし、髪のダメージも相当なものです。
黒染めする前には、よく考えて!
覚悟を決めて!!
「もう明るい髪にしない」
「数年は黒髪でいよう」
ってふうにね。
東京恵比寿で働く美容師が、6週間おきにブリスベンへ!
黒染めした髪は、明るくするのに非常に難しい技術です。
お金も時間もかかりますし、髪のダメージも相当なものです。
黒染めする前には、よく考えて!
覚悟を決めて!!
「もう明るい髪にしない」
「数年は黒髪でいよう」
ってふうにね。
おそらく、色んな相談を受ける中で一番多いのが…
「最近、抜け毛が気になるんですが」です。
1日に髪が抜ける本数って、
平均で80本です。
1本の髪の毛の寿命って、女性は5年、男性3年って言われてます。
髪の毛は全部で10万本あるので(平均)
その中の80本は5年経ったので抜けるわけです。
って事は、毎日80本も新しい髪が生えて5年間伸び続けるわけです。
それで、短い髪と長い髪では、同じ80本でも排水溝に溜まった髪の量は違いますよね💦
日中、普通に生活をしていると、風に吹かれたりしてスルスルと髪って抜けて飛んで言ってるんです。しかし輪ゴムで縛っていたり、ピンで留めていたり、スプレーで固めていたりすると、シャンプーの時に一気に1日分の80本が抜けるので、ビックリするんですね(笑)
シャンプーしてトリートメントして濯いでも、ドライヤーで乾かした時に30本〜40本以上も抜け落ちるようでしたら、ちょっと注意かなと。。。10〜20本くらいでしたら、髪が傷んでいるとトリートメント後に濯いでも、引っかかって流れ落ちないで留まっているので、乾かした時に落ちてきます。
けっこう、神経質になって、抜け毛に心配になってストレスを抱え込む方がもっと悪いので、あまり気にしないで良いかと思います。
気になった時の対処方法は、カットにご来店された時に相談して下さい😊
僕、育毛技術診断士って民間資格を取ってますのである程度の事はわかります😊
頭皮の色を見ただけでも状態が分かるので、ぜひご相談下さい🎵
他の美容室へ行って、「軽くしてもらったら傷んだ」というお客さんが絶えません。
どうしてカットだけして傷むのか?
ヘアースタイルの中でツヤを作る部分は表面である。。その表面を梳いたら、バサバサに見えるに決まってる。
そのくらいは考えなくても分かるもんだけど、考えてない美容師さんがいるのも確か。
他の美容師さんも頑張って欲しいです。
by Yasu
これは、美容師さんに向けての記事です。
ブリスベンに来て、久々に会うお客様、新規のお客様、たくさんの方の髪を見るのですが、あまりにも酷い状態なので、もっとブリスベンの美容師のレベルが上がれば良いなという思いで書きます。
悪口でもないし、嫌味でもなく、もっと真摯に探究心を持ってお客様に触れて欲しいなという職人魂での思いで、書いています。誤解されないことを祈ります。
本当に酷いのですが、もうカットのラインがメチャクチャでご来店されるお客様が多いこと。敢えて「前回はどこで切りました?」とは聞いていません。怖くて聞けません(汗;
お客さんにも鏡越しで見てもらうようにしているのですが、半端ない梳きすぎで髪の艶が無くなりバサバサと毛羽立って、まとまりがつきません。毛先は梳きすぎで髪が数本しかない状態まで梳いてます。。。
ある程度、伸びて厚みができるまでは直しようがないので、直るまで半年以上はかかります。
何が正しいかは、色んな定義があるので言えませんが、正しいカットラインの中に、必要な箇所だけ量を調整して、量の調整の仕方も、カットは物理なので、どこから削げば、どこから髪が内側に入りやすいかが分かるはずです。まるで目を閉じて梳きバサミをバツバツって入れたような無造作な切り口には空いた口が塞がりません(汗;(汗;
カットの覚えたての頃は、切り口を揃えるのに自身がないので、梳きバサミでごまかしてしまうところが、僕も大昔はありましたから気持ちは分かります。ただ、今どきサーファーカットは流行りませんし、お客様の年齢と共に艶を大切にしなくてはいけないのに、無造作な梳きバサミでの削ぎは、見た目も悪くし、手入れもしづらくなり、持ちも悪くなりの、悪いことづくしです。。。
どうか、恐れずに、正しい切り口、正しいカットライン。それには正しい立ち位置と正しい姿勢でカットするのが基本です。経験が何十年経っていても、梳きバサミで手を抜くと言う事の無いように、きちんとカットすれば、お客様が分かってくれます。
「手入れがしやすくなった」
「カットだけなのに艶が復活した」
「数ヶ月経っても形が崩れない」
そう言って頂けるために、カットを練習し、探求しましょう!
僕だって、今でも数年に一度は初心者向けのカット教室にエントリーして、自己流になっている箇所はないか、楽な姿勢になっていないか、もっと良いアイデアはないかを探求しにお金を払って勉強しています。
その理由は、上記のようにお客様に喜んでもらうためで、自己満足のためではありません。
お客さんに幸せな気分になって頂けるように、もっと探究心を持って頑張りましょう🎵
一生現役、一生勉強です!
by Yasu
これは、美容師さんに向けての記事です。
ブリスベンに来て、久々に会うお客様、新規のお客様、たくさんの方の髪を見るのですが、あまりにも酷い状態なので、もっとブリスベンの美容師のレベルが上がれば良いなという思いで書きます。
悪口でもないし、嫌味でもなく、もっと真摯に探究心を持ってお客様に触れて欲しいなという職人魂での思いで、書いています。誤解されないことを祈ります。
本当に、お客さんが泣いているので、もっと薬剤について勉強して欲しいなと思います。
5月にいらして頂いたお客さんのケースです。
縮毛矯正をしている髪に、カラー剤を40Volで調合して明るくしたらどうなるか。。。
肩を越えるロングの髪で、ずっと矯正をしていたそうです。
美容師さんは、「色が染まりにくい毛質ですね」と言ってカラーをしてくれたそうですが、その日からシャンプーをしたら、手櫛も通らない、絡まって団子になる、キシキシの髪になってしまったそうです。
髪のコシも無くて、テラテラの髪で、もう死んでいる状態になってました。これを日本の薬事法で認可されている20Vol(6%)で染めたとしても、こんなに酷い状態にはなりません。ブリーチ+6%で染めたくらいのダメージで、矯正の髪にブリーチで染めたら、どうなるか想像はできるかと思うんです。
それを40Vol(12%)を選んだ美容師さんは、もう知識がなく、「染まりにくい=12%を使ってみよう」だったのかと想像できます。12%ってどういう時に使用するのか、全く分かってないで使ったのだと思います。
その無知な美容師さんのために、このロングの女の子は、傷んだ髪と健康な髪と入れ替わるのに3年はかかります、もしくは1年後にベリーショートに切るかで、それまで、この最悪な髪の状態と毎日付き合う事になるんです。。。
矯正している髪のダメージレベルはどうなのか、現在の髪の毛の中のタンパク質の流出量はどうなのか、矯正している髪はカラーをした時にクスミが出るので、傷めないようにどのようなカラー剤(アルカリのpHと過酸化水素水のパーセンテージ)をミックスするのか、今のメラニンの量はどの程度流れていて、どのくらい削る必要があるのか、削る必要は無いか、自ずとカラー剤の調合が見えるはず。。。考える事はたくさんあります。そしてプロは瞬時に判断します。
自分のお客さんが、自分の彼女だったら、自分の妹だったら、家族だったら、どのような判断で薬剤を選ぶかを考えて接して欲しいなと思います。
一生現役なら、一生勉強です。
頑張ろう!ブリスベン美容師!!